住宅向け地震保険、平均15%超値上げ

住宅向けの地震保険の保険料は、今後予想される地震の被害がこれまでの

想定を超える可能性が高まっているとして、1日から全国平均で

15.5%値上げされました。

値上げ幅の大きい所は、30%の値上げとなっております。

逆に全ての構造で値下げとなったのは、山梨県だけでした。

住宅向けの地震保険の保険料は、「損害保険料率算出機構」が示す保険料率に応じて

決まる仕組みで、今回の値上げは、機構が今後予想される地震の被害が

これまでの想定を超える可能性が高まっているとして、

保険料率を引き上げたことによるものです。

保険料が高い=リスクが高い

というのは保険の仕組み上、必然的な事となります。

保険料は地域や建物の構造で異なり、また、建物の耐震等級などによっては、

割り引きも適用されますが、多くの契約が値上げの対象になるということです。

例えば、東京の鉄筋のマンションで保険金額が1000万円、期間が1年で、

割り引きが適用されない場合、年間の保険料は、これまでの1万6900円から

2万200円になります。

今、一番懸念されている地震として、東海・東南海・南海トラフ地震が挙げられます。