関東でも雪になるかも

強い寒気の影響により、関東地方でも今夜は雪になるかもしれない

という予報が出ております。

ただ、積もる事は無いようですが、週末には日本海側にかけて

大雪となるかもしれないそうです。

雪に慣れている方であれば問題有りませんが、慣れていないと

突然の事でうろたえてしまうかもしれません。

下記に大雪への備えを列挙します。

~降雪により交通障害のおそれ~
気象の警報や注意報などに注意を払い、鉄道の運行情報、道路の規制情報などを確認
しておきましょう。鉄道の運転見合わせや道路の通行止めの可能性もあるため、
余裕をもって行動する計画を立 てましょう。

~水・食料・燃料・常用薬品の備え~
交通障害により買い物や病院に行けないおそれがあります。
事前に飲食料の備えや暖房用燃料を確保しておきましょう。

~ライフラインに影響も~
電線に湿った雪が付着して、その重みで電線が切れたりする電線着雪や、水道管の凍結、
破裂などにより、電気や水道、ガス、電話などに大きな被害が出るおそれがあります。
それぞれの問い合わ せ先を事前に確認しておきましょう。
また、懐中電灯や水、燃料などの備蓄もしておきましょう。

~転倒を防ぐ雪道の歩き方~
雪道を歩くときは小さな歩幅で重心を前にして、足の裏全体を路面につける感じで歩きましょう。
滑りそうな道かどうかを判断することも重要です。

~換気不足に注意~
室内でストーブなどの暖房機具を長時間にわたって使用していると、酸素がなくなり、
不完全燃焼を起こし、一酸化炭素中毒になることがあります。
冬場はこまめに換気しましょう。屋外の自動車のマフラーが雪で埋まっているのに気が付かず、
エンジンをかけ続けたところ、車内にガスが逆流して一酸化炭素中毒になる事故も起きており、
注意が必要です。

~雪崩への注意~
雪崩には表層雪崩と全層雪崩があり、それぞれ発生する条件が異なります。
表層雪崩は気温が低いとき、古い雪の上に数十mの大雪が降ったときに新雪が滑り落ちて発生します。
雪崩による死者の9割はこのタイプです。全層雪崩は曇りや雨の暖かい日に積雪と地面との間に
隙間ができて水が流れ、積雪全体が滑り落ちて発生します。

~雪庇の崩落に注意~
家の軒先や山の尾根などの端からひさしのようにせり出した雪を「雪庇(せっぴ)」といいます。
大量の降雪や吹雪により、雪が次々と付着して大きく発達したものです。
支えがなく宙づりになっており、一気に崩れ落ちる危険性があります。
また、誤って上に乗ると大きな事故につながるため注意が必要です。

~自動車の事故~
降雪地域では除雪などにより路肩への雪の堆積があるため、自動車からは歩行者が、
歩行者からは自動車が見えにくくなる状況になるため、運転手、
歩行者とも注意するようにしましょう。また、自動車はブレーキをかけてから停車するまでの距離が
長くなるため、通常より車間距離を確保して運転する必要があります。

~除雪作業の転落事故~
屋根の上で除雪をするときは必ず命綱をつけ、滑りづらい靴で作業しましょう。
また、一人で除雪作業をするのは危険です。軒下の安全確保や事故が起きたときのためにも
必ず複数で作業しましょう。

~除雪作業中の落雪事故~
住宅の屋根上の積雪は落ちてくるおそれがあり、ひさしの下に立ち入るのは危険です。
雪庇のように時間が経ち、硬く重くなった雪の衝撃力は1m四方の塊で300kgにもなります。
また、埋もれれば>そう簡単に は抜け出せません。

~除雪作業中の事故~
河川やマンホールなどへ雪を捨てることは、転落事故や住宅への浸水を引き起こすおそれがあります。
また、水路や側溝が雪に覆われて隠されていることもありますので、転落に注意しましょう。
除雪機を使用するときは、機械に巻き込まれないように周囲の安全確認を十分にして下さい。