このブログでも何度か取り上げている、測量学の世界的権威である村井俊治・東大名誉教授の地震予測法
「MEGA地震予測」は確かな実績を残してきたと言ってもいいかもしれません。
そのブログで、2015年前半に震度5以上の地震が起きる可能性が高い地域はどこかという事が気になりますが、
村井氏が顧問を務める民間会社JESEA（地震科学探査機構）の協力のもと、
「異常変動全国マップ」の2015年版を作成したところ、【首都圏・東海警戒ゾーン】が指定されました。
MEGA地震予測では常に大地震が警戒されてきた地域ですが、今回はゾーンが房総半島まで拡大されました。
これは、水平方向の変動に注目した場合、千葉から首都圏、神奈川、伊豆大島、三宅島などは
周辺とは違う動きをしているため、房総半島もゾーンに加えたとの事です。
近年の研究では、関東大震災の最初の震源は神奈川県西部の大井付近だったとされています。
しかし、関東大震災がそうだったように、都心部は地盤が緩いため震源が遠くても震度が大きくなります。
このゾーンのどこで地震が起こっても広範囲で危険があると考えたほうがいいとの事です。
警戒するに越したことはありませんね。
