スカイツリーも東照宮五重塔の“心柱”もオープン

 今日はあいにくの天気となってしまっておりますが、記念すべき東京スカイツリーの

オープン日です!!

高い所が好きな自分にとっても記念となる日です。

 また、日光東照宮(栃木県日光市)の国指定重要文化財「五重塔」内部の心柱が、

22日から初めて一般公開されます。

地震に強いとされる伝統の工法で、同じように心柱を備えた東京スカイツリーの開業に

合わせての公開だそうです。

 公開されるのは1層目に当たる初重内部。直径約60センチの心柱に金箔が施され、

周囲の梁や柱に描かれた極彩色の模様や竜などが間近で見られるそうです。

 東照宮によると、心柱は塔から分離し、4層部分からつり下げられています。

塔全体が重みで縮んだ場合に屋根を突き抜けないよう、礎石からは数センチ浮いた状態です。

 スカイツリーもこの工法を応用し、鉄骨部分と中央に立つコンクリートの円柱同士が

揺れを抑え、免震機能を果たしています。

五重塔の心柱は、木そのものですが、スカイツリーの心柱の内部が

どうなっているかご存じない方も多いのではないでしょうか。

実は、避難階段となっており、重要な役割をきちんと果たしています。

避難階段、かつ免震機能も果たしている心柱です。

 五重塔は高さ36メートル。火災による消失後、1818年に再建されました。

標高約646メートルに立地しており、参道の途中には東京スカイツリーの

頂上である634メートルを示す案内板も設置されたそうです。

とうきょうスカイツリー駅や日光と、東武線がにぎわいそうですね。

いつもお話しておりますが、日本は地震大国。

200年も前に建てられた建物にも、現代に応用できる免震装置が施されて

いるという事実。それだけ地震に対しての恐怖というものが古くから

残されている程、地震に対しての備えという物が必要だという事では

ないでしょうか。