1回の地震の定義について

先日お伝え致しました、地震保険制度においての限度額についてですが補足がございます。

それは、1回の地震で7兆円を限度としております。

7兆円と聞くともしかしたら少ないのでは???

と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

この1回の地震で「72時間以内に生じた2以上の地震等」を一括して

「1回の地震等」とみなし、「1回の地震等」ごとに損害査定を行い、

保険金を支払うこととしています。

つまり、本震が来た後、72時間を過ぎて来た大きな余震による損害については、

再度7兆円を限度としての支払いとなります。

東日本大震災の時は、しばらくの間は、余震が続いておりました。

もちろん、本震が一番おおきな揺れとなっていましたが、その後の余震でも

余震と呼んでいいのか分からない程、大きな揺れに見舞われた事を

覚えておりますでしょうか?

一度大きな地震が来た後には、余震が起こりやすくなります。

本震で持ちこたえた建物であっても、少なからずダメージを受けている為、

本震に匹敵するような余震で被害を受ける場合もあるかもしれません。

地震保険は単独でご加入頂けません。

現在、火災保険にご加入される方の約6割が地震保険に加入しております。

宮城県、高知県では、8割を超える方が加入しております。

この機会に再度検討されてみてはいかがでしょうか?