家財について

火災保険にかける目的は2つあると6月16日のブログの火災保険の基本でも
お伝えさせて頂きました。

今日はその家財についてです。
(火災保険の目的、つまり地震保険の目的でもあります。)

皆さんに、家財、どのくらいありますかとお尋ねしますと、大した物はありませんと
おっしゃって頂く方が多いです。
もちろん、ご謙遜されてそのようにお伝え頂いているかたがほとんどだと思います。

でも、自分自身もそうなのですが、実は思っている以上に家財は高額です。

室内には、いつも座っているソファやベッド(布団)、チェスト、食器棚などの家具や、
テレビ・冷蔵庫・電子レンジ・パソコンなどの家電、普段読んでいる本、ご褒美で
買ったアクセサリーや普段しているアクセサリー、おしゃれな服や部屋着、結婚式で
持っていく為のバッグ、また鍋やフライパン、お皿やコップ、お箸など、暮らしに
必要なさまざまなものがあります。
火災や水災の被害にあったとき、このような家財も被害を受け、買い替えが必要になることが
予想されます。
家財の買い替えに必要となる費用(同等のものを新たに購入するために必要な金額)これを家財の
再調達価額といいます。意外に高額です。

マンションなどにお住まいの場合は、建物の評価額よりも家財の方が高いケースも多いです。
火災保険といいますと、建物を真っ先に思い浮かべてしまうかもしれませんが、保険金額
だけで見ますと、家財の方が大きい場合もあります。

どのくらいかけるかの一つの目安として家財の買い替え費用例を年齢とご家族形態に
よってとの程度なのかという物をお伝えします。

~ご家族構成~
大人2名:大人2名子供1名:大人2名子供2名:大人2名子供3名
の順番で、世帯主様のご年齢ごとの目安です。
独身世帯の方は、一律310万円が一つの目安となります。

世帯主の年齢
25歳前後:540万円:620万円:700万円:800万円
30歳前後:730万円:830万円:890万円:990万円
35歳前後:1,040万円:1,130万円:1,190万円:1,310万円
40歳前後:1,260万円:1,360万円:1,440万円:1,540万円
45歳前後:1,440万円:1,540万円:1,600万円:1,710万円
50歳前後(含以上):1,530万円:1,620万円:1,680万円:1,790万円

※上にない家族構成の場合は、大人(18歳以上)1名につき130万円、子ども(18歳未満)
1名につき80万円を加減算した額が目安となります。

保険金額の設定方法家財の再調達価額いっぱいに保険金額を設定することをおすすめします。
ただし、一部だけでよいので加入したいというお客さまの声にもお応えし、損保ジャパン
商品である『ほ~むジャパン』や『る~むジャパン』では、再調達価額の範囲内で、
自由に保険金額を設定できるようにしております。

本来、家財に火災保険を付けて頂く場合は、おおまかな項目を概算でも今買うといくらする
のかというものを基準に足し算して頂く事をお勧めします。

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