台風に備える~その3~

伊豆大島での創作活動も、台風27号の動きも気になる所です。

まだまだ台風シーズンと言える所ですので、今のうちに出来る備えをお伝えします。

~通過中は外へ出ない~

台風の際は、建物内で通り過ぎるのを待つのが基本です。

通過しているときは、外へ出ないようにし、河川や用水路の見回りは危険ですのでやめましょう。

また、屋根の補修は台風が近づく前に済 ませておきましょう。

どうしても会社へ行かなければならない場合等でも、突風で物が飛んでくる事を

心がけながら周りにも目を配りながらの行動をするだけでも違います。

~がけ崩れに注意する~

勾配が30度以上、高さが5m以上の急傾斜地は、一般的にがけ崩れの危険性が高いとされています。

「急傾斜地崩壊危険箇所」と呼ばれ、自治体のホームページなどで確認できます。

がけにひびが入ったり、小石が落ちてきたり水が噴き出したりしたら、

がけ崩れの危険が高まっています。丈夫な建物の上階に避難しましょう。

~浸水の被害を想定する~

高潮、増水の恐れがある地区では気象情報や行政からの情報に特に注意を払い、

すぐ避難できるように準備しておきましょう。

予想以上に潮位が上がる事もありますので、普段以上に用心する事が大切です。

~避難準備情報が出された場合は、速やかに要援護者の避難を~

今回の伊豆大島での対応も問題となっておりますが、

行政から避難準備情報が出たら行動能力の低い人々を優先に、

自動車等を使って速やかに安全なところに移送しましょう。

高齢者や障害者、乳幼児らを抱えた家族等が対象です。

高台などの避難所 、親類縁者の家、福祉施設等を利用してください。

~行政から避難勧告が出た場合は、複数で行動する~

行政から避難勧告が出たら戸締まりをして、近所の人に声をかけ、一緒に徒歩で避難しましょう。

運動靴やトレッキングシューズなら、冠水した道路も比較的歩きやすいでしょう。

なかなか夜中に猛烈な雨が降っている中、避難勧告が出たら、自分だったら

どういう行動をしていたか・・・と問われると、疑問符が付きます。

避難場所に逃げたから必ず安全というのも分からないですし、

そもそもその避難所に行く間で被災する可能性もあったりと

その判断には難しいものがあると思います。

ですので、事前に色々と想定しておく事で咄嗟の判断が出来るものかと思います。