住宅金融支援機構特約火災保険契約者の皆様へ

損保ジャパンでは2021年1月以降、住宅金融支援機構特約火災保険(以下、特約火災保険という)にご加入中のお客様から火災保険に関する相談を受けた際、損保ジャパンが提供しております個人用火災総合保険の情報提供が可能になります。

1.特約火災保険契約者を取り巻く外部環境の変化

■特約火災保険は、住宅金融支援機構の融資を利用された方が加入している火災保険です。特約火災保険には住宅金融支援機構の債権保全を目的とした第1順位の質権が設定されており、原則として融資の返済を完了(完済)するまでは一般の火災保険等に加入できませんでした。

■2021年1月以降、契約者(未完済)は住宅金融支援機構が定める以下の条件を満たす一般の火災保険等に加入できるようになります。ただし、住宅金融支援機構から一般の火災保険等への加入の同意が得られない場合には、特約火災保険に加入し続ける必要があります。

≪住宅金融支援機構が定める火災保険等の条件≫

住宅金融支援機構からの同意が得られた上で、下表の条件を満たす必要があります。

種類
損害保険会社が扱う火災保険または法律の規定による火災共済であること。

【法律の規定による火災共済の具体例】

JA共済、JF共済、全労済、都道府県民共済、CO・OP共済

補償対象
建物の火災(地震・噴火またはこれらによる津波を原因とする火災を除く)による損害を補償対象としていること。
保険金額
住宅金融支援機構の総借入額以上であること。

ただし、総借入額が建物の評価額を超える場合は、建物の評価額と同額であること。

※付保割合条件付実損払特約条項付きの火災保険等を付保する場合は、住宅金融支援機構の総借入額を下回る保険金額でも差し支えありません。

保険期間
要件はありません。

ただし、返済終了までの間、火災保険に加入し続ける必要があります。

保険料払込方法
要件はありません。
特約条項
1から3に抵触しないものであれば付帯して差し支えありません。

2.特約火災保険契約者の新たな火災保険の選択肢

 
特約火災保険契約者
未完済契約者
完済契約者
2020年
12月以前
①融資の返済を完了するまでは、原則として特約火災保険に加入し続ける。 ①満期まで特約火災保険に加入し続ける。満期後に一般の火災保険等に加入する。

②満期前に一般の火災保険等に加入する(特約火災保険は解約する)。

2021年
1月以降
①特約火災保険に加入し続ける。

住宅金融支援機構が定める条件をたす一般の火災保険等に加入する(住宅金融支援機構の同意に基づいて特約火災保険は解約する)。

上記と同じ(変更なし)。

≪主な補償内容の違い≫

下表は補償内容の概要を記載したものです。補償内容の詳細は、パンフレットまたは約款をご参照願います。

 詳細はこちらをご参照ください。 住宅金融支援機構特約火災保険にご加入中のお客さまへ
 
 
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