世界の気温、4度上昇の恐れ

日本人としては、サッカーで印象深い地名のドーハで26日開幕した

国連気候変動枠組み条約第18回締約国会議(COP18)で、

このままだと世界の平均気温が4度上昇する恐れがある

と警鐘を鳴らした世界銀行の報告書が、各国代表の演説に

盛り込まれるなど波紋を広げています。

「熱を下げよ――なぜ4度上昇を避けねばならないか」と題した報告書は、

地球温暖化の現状と予測を最新のデータでまとめました。

それによると、各国が温室効果ガス削減の目標をすべて達成しても、

世界の平均気温は、18世紀後半の産業革命に始まる「工業化」の前に比べ、

約20%の確率で2100年までに「4度を超えて」上昇するとしました。

各国が目標を達成しなければ、それは2060年代にもやってくるとしています。

決して他人事ではない事です。

気温上昇に伴い、ゲリラ豪雨等の異常気象も起きやすくなると、当然

災害等も増えてきます。

身近な問題として、考えてみてはいかがでしょうか。