ニュージーランド地震の爪痕

日本人28人を含む185人が死亡したニュージーランド・クライストチャーチ地震。

22日で発生から1年を迎えたが、市中心部は立ち入り禁止のフェンスで囲われ、

ビルを解体するショベルカーの轟音(ごうおん)が響き渡っているそうです。

あちこちで目につくのは、犠牲者を悼むオブジェの数々と花束。

地震の爪痕は今も生々しく、市民の心の傷は深いようです。

 日本人28人が犠牲になったCTVビル跡地を取り囲むフェンスの外に、

人の背丈以上の大きな本を広げたような慰霊碑があります。

周りの状況をみると、明らかにCTVビルの崩壊状況だけが激しいように見受けられる。

現在も調査中の部分もあるようですが、どうやら構造的に弱かったのが原因と

ほぼ断定付ける調査結果も出ているそうです。

建築士の立場からお話しますと、建物は、本来、雨や風、雪等や、暑さ、寒さ、さらに

地震から身を守る為のものであるはずのものが、尊い命を奪う凶器になってしまった

という事が残念で仕方ありません。

以前もお伝えさせて頂きましたが、日本の建築基準法の中では、簡単に言いますと、

建物が縦に『グチャ』っと押し潰れる事が無いようにと、難しい計算を山ほど行います。

参考ブログ⇒『地震保険の基礎 その2』

地震大国日本ならではの考え方ではないかとも思いますが、

海外でも地震は起こっております。

昨日、26日にも台湾でM6.1の大きな地震が起きています。

被害状況はきちんと把握出来ておりませんが、実際にこのように起きているとなると

構造的に弱い建物となると、心配な部分もあるのではないでしょうか。

まずは、人命確保。

その次に財産を守る方法を考えてみて下さい。