イタリア、豪雨と高潮でベネチア浸水

イタリア北部が豪雨と高潮に襲われ、「水の都」として知られる世界遺産都市ベネチアで

11日、中心部の7割が一時、浸水しました。

イタリアのANSA通信によると、ベネチアでは1872年の観測開始以来、

6番目の高さとなる1m49の水面上昇を記録しました。

高潮と大雨、南風によって起きる「アクア・アルタ」(高い水)と呼ばれる水面上昇で、

歴史的建造物や観光名所のサンマルコ広場も「水没」しました。

ベネチアでは地球温暖化による被害拡大に備えた高潮対策として、

可動式の防護壁を建設する「モーゼ計画」が進んでいるようですが、稼働は14年になる見通し。

トスカーナ州では洪水や土砂崩れで住宅の浸水被害が出て、約200人が高台などに避難しました。

ただ、ニュース映像等を見ると、何だか楽しんでいるような方も見受けられているのが

正直驚きでした。

衛生的にはあまり良くない状況だと思いますので、綺麗な物では無いはずなのですが。。。