宇宙航空研究開発機構は２３日、地表への落下が問題となっていた
ドイツのエックス線観測衛星「ＲＯＳＡＴ」について、
日本への落下はないとみられることを明らかにしました。
同衛星の大気圏突入は日本時間２３日午前８時半から午後２時の間と
推定されていました。
宇宙機構によると、同衛星は同日午前９時半ごろ、
沖縄・奄美から西日本を通って東北に抜ける形で日本上空を
数分間にわたり縦断したとみられるが、
落下物の情報などは寄せられていないといいます。
日本時間同日午前１０時４５分から同１１時１５分の間に、
大気圏に突入したと発表しました。
燃え残った破片が地表に落ちたかどうかは不明との事。
首相官邸の危機管理センターによると、米戦略軍司令部の情報では、
突入はインド洋上空とみられるといいます。
今後も『宇宙のゴミ』と言われている衛星が
地球に落下してくる可能性はあるので情報がありましたら
お伝えしていきます。
