津波の起こるしくみ

津波とは地震以外に、火山や山崩れなどでも津波は起こる。

津波とは、津=港の波という意味で、海岸を急に襲う大波のことです。

一般的には、地震発生の時に海底の盛り上がりや沈み込みが広範囲に起こり、

海底の真上の海水が影響を受けて上下に変動し、その揺れが波となってあちこちに伝わり、

海岸に到達した時に大波となる現象をいいます。

地震以外にも、火山噴火や沿岸の山崩れ、海底地すべりによって津波が発生することがあります。

このため、地震による津波を区別するために地震津波ということもあります。

ここでは、この地震によって引き起こされた津波について説明します。

地震によって起こる津波プレート境界型地震は大きな津波を引き起こす。

プレート境界型の地震は、断層(地球の地層に力が加わって割れ、割れた面に沿ってずれ動いて、

食い違いがある状態)が急激にずれ動く現象です。

プレート境界型地震では、地球の表層のプレートが複数接する場所で、

ひとつのプレートの下にもう一方のプレートが沈み込むことが地震の原因となります。

プレート境界型地震は、大きな津波を引き起こすことが多い地震です。

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