爆弾低気圧 きょうも警戒

日本列島は17日、急速に発達した低気圧の影響で冬型の気圧配置が

強まった状態となり、北海道の東部や本州の日本海側を中心に

強風や大雪など大荒れの天候が続きました。

18日も全国的に大荒れとなる見込みで、気象庁は警戒を呼び掛けています。

北海道では根室市が避難勧告を発令、23市町村に66カ所の避難所が開設され、

156人が避難しました。

臨時休校した幼稚園と小中高は道東を中心に16日の39から1107に増え、

下校時間を早めた学校もありました。

最大瞬間風速は根室市で12月の観測史上最高となる39・9メートルを観測。

北海道幕別町では女性が雪で倒れた倉庫の下敷きになって死亡。

岐阜県高山市などの東海北陸道では大雪で約75台の車が立ち往生しました。

広島県大竹市ではスリップした車に巻き込まれた男性が死亡するなど

死傷事故も相次いでしまいました。

雪は、北海道帯広市で24時間に70センチ以上の降雪を記録。

積雪は新潟県津南町で200センチを超えたほか、

福島、長野、青森各県の一部でも150センチ前後に上りました。

万が一、ご自宅に被害が出てしまった場合は、火災保険のご確認を。