首都直下型地震が来た時の恐怖のシナリオ6

シリーズ化してお伝えしております、首都直下型地震時の危険性。

今日は、帰宅困難者についてです。

東日本大震災時にも、帰宅困難者というワードが飛び交っていました。

幸い、自分は多少時間はかかったものの、他の人から比べたら

はるかに早く帰宅出来ました。

その後、テレビを見た時に、驚きの光景がありました。

主要な駅で流れる映像には、溢れる人だかり。

どの列に並んでいるかも分からなくなりそうなバス待ちの人。

あきらめて歩いて帰ろうとするも、待っている人の列に阻まれて

行きたい方向に行けずにいる人。

外出者の多い平日正午に発生した場合、東京都と神奈川、

埼玉、千葉各県、茨城県南部で最大989万人が帰宅困難になるとも言われています。

帰宅困難者を自宅に送り届ける手段として主にバスを使うと

「最大6日」かかるという試算を内閣府がまとめました。

6日もあれば、バスでなくても歩いて帰れてしまう位かと思われます。

ただ、歩いて帰るにも問題が多いと思います。

余震もあると思われますし、そもそも歩いて帰る道が歩ける状態なのか。

また、サラリーマンの方ですと、革靴で長距離を歩かなければならなくなりますし

途中で休憩する場所も検討を付けておかないと、一睡もせずに

歩き続けなければならない・・・という事もあるかもしれません。

そこは状況を見て、本当にすぐに帰宅した方がいいのか等も含めて

事前に考えておく事が大切かと思います。