防災の日 首都直下地震想定の訓練

今日9月1日は「防災の日」です。

今年の政府の総合防災訓練は、去年12月に公表された首都直下地震の

新しい被害想定に対応して、1日午前7時すぎに都心の直下で

マグニチュード7.3の巨大地震が発生したという想定で始まりました。

政府は官邸に、訓練のための「緊急災害対策本部」を設置し、

被害状況や各省庁の対応を確認することに加えて、今回は、都庁と回線を結び、

総理と都知事がテレビ会議を行って、国と都が連携して災害に対応することを

確認することにしています。

また、臨時の閣議を開いて、人命救助を最優先に活動に当たることや、

事前に定めた計画に基づいて人や資源を集めて首都の中枢機能の維持を図ることなどを

内容とする基本方針を決定します。

午前9時からは安倍総理大臣が訓練のための記者会見を行って、

今後の対応方針を説明するほか、国民に対して落ち着いた行動を

呼びかけることにしています。

小学生の頃は、防災の日に来ると分かっている避難指示サイレンに

従いながら、何でこんな事するのだろうという気持ちでした。

しかし、昨今の自然災害を見ると訓練の必要性を強く感じます。

来ると分かっている地震に対しても、備えておかなければならないと思います。

それは防災の日のサイレンと同じかもしれません。

当たり前のように地震は来ます。

ただ、その大きさ等は計り知れません。

どこまで備えるかは個々の判断によるかもしれませんが、

『備えあれば憂いなし』。これは変わりません。