住宅用火災警報器:香川県の普及率70%、全国35位

住宅用火災警報器の県内推定普及率(6月1日現在)は70・4%と

47都道府県中35位だったことが、消防庁のまとめで分かりました。

義務付けが始まった昨年6月1日より7・7ポイント改善したが、

全国平均(77・5%)よりは7・1ポイント低く、県危機管理課が設置を

呼び掛けています。

県内の消防局・消防本部別では、仲多度南部消防組合消防本部

が76・2%と最も高く、小豆地区消防本部が54・9%と最も低かった。

住宅用火災警報器は、煙を感知し、警報音や音声で火災を知らせます。

住宅火災による死亡原因の約6割を占める逃げ遅れを防ぐのに効果的とされ、

消防法の改正により既存住宅も含めて昨年6月1日から設置が義務化されました。

全寝室に加え、寝室が2階以上の場合は階段にも設置する必要があり、

ホームセンターなどで販売しています。

 同課によると、警報器によって逃げ遅れ防止につながった例が今年、

県内で少なくとも5件あったといいます。

普段は気にしていない警報機ですが、いざという時に使えるものかもしれません。

動作確認をお忘れなく!!