関東の一部、震災後に多く観測、地震活動活発化

 千葉県・銚子付近や茨城・福島県境など関東地方の一部地域で、

東日本大震災後から現在にかけて地震活動が活発な状態が続いていることが、

気象庁の解析でわかり、30日の地震予知連絡会で報告しました。

皆さんも、地震が多いというのは実感できる位ではないでしょうか。

『今さら・・・』といった感じではありますが。。。

 関東地方直下では、陸のプレート(地球を覆う岩板)の下に、

南と東から海側のプレートが沈み込んでいます。

 解析によると、震災前は目立った地震活動のなかった千葉県の銚子付近や

茨城・福島県境で、震災直後から陸のプレート内部を震源とする

マグニチュード2以上の地震が多く観測されています。

関東地方東部では、海側のプレートで起こる地震も増えています。

いずれも大震災でプレート内部にかかる力が変化した影響とみられています。

 地震活動は徐々に低下しているそうですが、気象庁は

「大きな地震の可能性は否定できないので、注意してほしい」と呼びかけています。

現段階では、地震の完璧な予知は出来ません。

いつ来るか誰にも分かりません。

だからこそ、いつ来てもいいように備えをしっかりしておく事が

一番大切な事なのではないでしょうか。

昨年、被災地に住んでいる知り合いの話を聞いた時の悲しさは

自分の中で忘れる事は無いと思います。