火災保険の補償1

火災保険で補償されるものって何があるかご存じでしょうか?

皆さん、火災保険と聞くと、『火災』そのものだけの補償と思われている方が
多いのではないでしょうか?

実は、火災保険といっても今は、日常生活の中の補償もされるものもあります。

一通り補償される項目を羅列します。

・火災
・落雷
・破裂、爆発
・風災、ひょう災、雪災
・水災
・建物外部からの物体の落下、飛来、衝突
・漏水などによる水濡れ
・騒擾、集団行動等に伴う暴力行為
・盗難による盗取、損傷、汚損
・不測かつ突発的な事故(破損、汚損など)

言葉だけ見てもよく分からないと思うのでその具体例を挙げていきます。

今日は上3つです。

まず、『火災』
。これは分かりやすと思いますが自ら火を出してしまい
家やその中にある家財道具を燃やしてしまった場合、その損害に応じて
保険金を受け取って頂くことができるものです。
※保険の種類等によって受け取って頂ける保険金額の査定方法は異なります。

次に『落雷』
これからの時期は落雷が多くなってくると思われます。
最近だと、異常気象により急に天気が変わったり、局地的豪雨(ゲリラ豪雨)があったりします。
このような時に落雷は起こりやすいものです。
私の友人宅でも落雷にあった事があるそうです。
大きな音と共に家中の電気が消えてしまったそうです。
後から調べてみると、屋根瓦も何枚か割れていて、幸い火災にはならずに済んだ
ようなのですが、しかし家中の家電製品がほとんど使い物にならなくなったそうです。
最近の家電はデリケートなものが多い為、雷が落ちて急な電圧上昇には
耐えられなかったのだと思われます。
プラグにつなぎっぱなしの家電製品は全てダメになってしまったとの事ですが
皆さんは、使わない家電製品をプラグから抜いてますか?
でも冷蔵庫等はずっと入れっぱなしでないと使えませんよね。。。

このような場合、屋根の瓦は建物から、家電製品は家財からの支払いとなります。

最後に『破裂、爆発』
です。
これは、例えばガス爆発等の損害を保険でカバーできるものです。
ニュースで見かけたりする事もあると思いますが、近所の方が
ガスをいじっていて、誤って爆発させてしまったり、少量の火薬を扱っていて
その扱いを誤ってしまい爆発してしまったりして、窓ガラスが割れてしまったり
した場合の損害に対しての補償です。
仮に、窓ガラスが割れてしまい、近くに置いていたテレビが壊れた場合、
窓ガラスは建物から、テレビは家財からの支払いという事になります。

火災もいつどこでもらい火をしてしまうかわかりませんし、雷はどこに
落ちるかは誰も分かりません。
ガス爆発も、ガスコンロを誤った使い方をしてしまい爆発させてしまう
ケース等も実際にあるようなので、ご近所の方、皆さんが注意出来る事にも
限りがあります。

その為の『保険』かもしれません。

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