異常気象増で長期火災保険の新規契約引き受けを停止へ

損害保険大手各社が、異常気象による建物被害が増加しており

長期契約での収支予測が難しくなったことを理由に、

保険期間が10年を超える長期火災保険の新規契約引き受けを

来年秋にも停止する方針を固めました。

制度変更の時期は来年10月頃を予定しているようです。

火災保険は損害保険の一つで住宅や店舗などの建物が対象となっており、

火災や風水害で受けた建物の被害を補償するもので、現在、保険契約は最長で36年、

制度変更後には最長でも10年となります。

制度変更後もすでに契約済みの保険は引き続き有効ですが、

今後は住宅購入時に住宅ローンの返済期間に合わせて長期契約する

といったことはできなくなります。

1年単位や5年単位等で契約できますが、長期にわたる契約を希望する場合は

最長となる10年契約を更新していくことになります。

ただ、住宅ローンを契約する際にも火災保険をローン契約期間以上契約していることが

絶対条件になっていることもあるので、今後の契約形態がどのように出来るかどうかは

確認次第、お伝え致します。

しかし、長期で契約して一括で支払う方法が、一年あたりの保険料が割安になります。

今後それが出来なくなるとなると、今のうちに再検討された方がいいかもしれませんね。