台風の爪痕

台風12号による大雨で大きな被害が出た奈良県や和歌山県では、

5日朝から各県警や消防などが行方不明者の捜索や救出活動を続行しています。

捜索は難航しており、今後も死者や行方不明者が増える可能性があるとの事です。

写真は奈良県五条市の様子です。

津波被害の映像にも似ていますが、想像を絶する程の被害です。

また、紀伊半島は各地で道路が寸断されている上、現場は山間部でヘリコプターが

降りられないため、被害の状況がつかめない場所も多いようです。

徒歩で現場に向かっているケースもあり、被害の全容が明らかになるまで

時間がかかってしまうとの事。

共同通信の集計では和歌山県で17人、奈良県で3人が死亡するなど、

全国で死者26人、行方不明者は54人に上っている被害が出てしまった台風。

ゆっくり進んでいた影響もあり、日本中にもたらした被害は大きすぎるものに

なってしまいました。

今回は、被害の出なかった地域でも、被害の無いうちにご自身でも出来る

防災対策はしっかりと行っておく事が被害を最小限にとどめる唯一の事

ではないでしょうか。

避難場所を確認したり、防災グッズを用意しておく、避難勧告が出たり

また出ていなくても自主的にもすぐに避難出来るようにしておいたり、

大切な財産は万一損害を受けても火災保険でカバーされるように

確認しておく事も大切な事です。