首都直下型地震が来た時の恐怖のシナリオ2

昨日からお伝えしておりますが、首都直下型地震が来てしまった際に

起こり得る危険性をお伝え致します。

~緊急地震警報は遅れて届く~

本来なら、大地震の直前にテレビや携帯電話などにあの嫌な音(?)と共に

緊急地震速報が流れてきますが、直下型地震の場合、何の前触れもなく揺れが始まります。

そして、遅れて緊急地震速報が届く形になります。

震源から離れた場所には小さな揺れであるP波が到達し、

続いて大きな揺れであるS波が到達します。

緊急地震速報は、最初のP波を感知して発せられるシステムなので、

首都直下型地震の場合、震源から地上までの距離はわずか20kmほどしか離れておらず、

P波とS波の到達する差がわずか2秒しかないので、緊急地震速報が間に合わない事になります。

東日本大震災直後では、毎日のように聞いていた覚えもあり、

あまり心地良い音ではないですが、でもあの音のおかげで身構える事が出来る事もあります。

しかし、直下型地震ではそうはいかない・・・となると、揺れが来てから

緊急地震速報が鳴ったら、もしかしたら直下型地震のような大きな地震だという事に

なるかもしれません。

いずれにせよ、警戒する必要はありそうです。