地震の死者数70人超 インド、救援活動難航

インド北東部で18日起きた地震によるインド、ネパール、中国の

3カ国での死者は20日未明までに、計70人を超えたそうです。

被害が甚大なインドのシッキム州などでは道路が土砂で寸断

されているため被災状況の全容把握が困難になっており、

死者数はさらに増える可能性もあるとの事です。

悪天候で救援活動も難航している模様。

報道を総合すると、これまでに確認された死者はインドで58人、

ネパールで9人、中国で7人。

インド国防省によると、シッキム州の州都ガントクから

同州北部への道路が数カ所で寸断されている。

同州の内務省当局者は19日、救援部隊が到達していない山間部などで

倒壊した家屋などの下敷きとなり、生き埋めになっている人々がい

る可能性を指摘しました。

インド軍は兵士約5500人を動員。

ヘリや輸送機で被災地へ食料を投下したほか、医師団を派遣。

シッキム州内に2000人を収容できる避難所を設置しました。

普段、地震がほとんど起きない地域という事もあり、建物構造的にも

日本に比べるとかなり強度は低いものの為、被害も大きくなっている

ようです。

日本では、建物の倒壊そのものよりも、地震の後の火災が

リスクとしては大きく考えられます。

通常の火災保険にご加入されているだけでは補償されませんので

充分にご注意ください。