今も88万人に避難勧告

台風15号の接近に伴って河川の氾濫や土砂災害の恐れが強まり、各地の自治体は21日、

引き続き住民に避難を求めるなど厳戒態勢を続けてます。

名古屋市は前日夜から約88万人を対象にした避難勧告を継続中。

台風12号で大きな被害を受けた和歌山県でも約1万人に避難勧告が出されてます。

名古屋市は20日に最大100万人の避難勧告を出した後も、約38万世帯88万人について

勧告を続けました。

市によると、21日朝の時点で河川の水位は大幅に下がったようですが、

15号は東海から関東にかけ上陸の恐れがあり、警戒を続けました。

愛知県内では他に春日井市で約9万人に避難勧告が出ています。

一方、和歌山県では紀伊半島南部の田辺市や白浜町、新宮市、那智勝浦町、

古座川町で計約1万人に避難勧告が出ています。

台風12号の豪雨でできた「土砂ダム」下流の田辺市熊野、面川地区や那智勝浦町の一部では

避難指示が続いてます。

ニュース映像を見ていても河川が物凄い水量で流れているのを見ていると

恐ろしい気分になります。

もちろん、普段は決壊したら・・・とは考えていませんが、このような状況に

なってから真剣に考えてしまうものです。

関東でも朝は強い雨が降っておりましたが今は落ち着いてます。

被害が出る前に出来る準備を

心がけておきましょう。