御嶽山火山、予測は出来たのか?

気象庁は、火山活動の状況に応じ、警戒が必要な範囲や避難など住民らが取るべき行動を

5段階の「噴火警戒レベル」で示しており、御嶽山は今回の噴火で、

平常の1から入山規制の3に引き上げられました。

噴火警戒レベルは平成19年に導入。全国には110の活火山があり、

地元自治体の同意が得られたものから順次適用しています。

居住地域に影響があるレベル5(避難)とレベル4(避難準備)は、

通常の警報より警戒度が高い「特別警報」に位置づけています。

御嶽山は、火山噴火予知連絡会により、活火山の中でも特に監視・観測体制を充実させる必要がある

とされた47火山の一つです。活動が活発な桜島(鹿児島県)などと同様、

地震計や遠望カメラなどを整備、24時間体制の観測が行われています。

噴火の危険性が高まったと判断されれば、噴火前にレベルが引き上げられることもあるそうですが、

今回は噴火後の引き上げでした。御嶽山では11日に火山性地震が多発していましたが、

気象庁はその後は減ったため、特段、危険性が高まっているとは考えていなかったと説明しております。

過去の噴火回数も少なく経験値が低いことに加えて、地殻変動など噴火の予兆を示すデータが

他になかったことも理由に挙げ、「前もって予測することは難しかった」との事です。

ただ、御嶽山では今月中旬に火山性地震が増加していたことから、気象庁は16日に

「平成19年に小規模な噴火が発生した火口やその付近に影響する程度の火山灰は噴出する可能性がある」

と情報を発表し、警戒を呼び掛けていました。

地震と同様、噴火を予知するのは非常に難しいようです。

少しの異変でも敏感に反応する必要があるのかもしれません。

噴火警戒レベル対象火山

※上図は、気象庁HPより特別な許可を得て掲載しております。